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”ひなぎく” 日本画制作のこと

少女工房Ⅲの私の作品は、
60年代のチェコの映画“ひなぎく”Sedmikrásky(チェコ語)をテーマに描きました。

今も少女映画の代名詞のひとつに挙げられる“ひなぎく”。
 
少女特有の気まぐれ、無邪気でむてっぽうな悪戯は、清潔で初々しい容姿と魂のおかげで、すべて愛おしく、そしてかわいらしく思えます。

私も少女といえる年齢の頃、夢中になって観ました。

再び鑑賞すると、プラハの春を目前としたチェコスロバキアの社会的背景に対する複雑な思いが込められてること感じました。

そう思うと、少女の悪戯も、食欲におぼれることも、どんなときもシリアスに思わずに笑うことも、
啓示を与えられた気高いジャンヌダルクのように、神聖に見えてきます。


肉体は年をとっていくとしても、私も一生、永遠に純粋で気高い少女のこころを持っていたいと思います。
そんな思いを込めて描きました。

ひなぎく
”ひなぎく”日本画 絹本

*”天使のとき”は、この映画のメッセージ”踏みつぶされたサラダだけを可哀想と思わない人々に捧ぐ”を裏から、チェコ語で墨にてカリグラフィーをしてみました。
                       
DSCN1400.jpg
”天使のとき”日本画 絹本

天使のとき 額装
                                      桑原聖美 Satomi KUWAHARA



*追記”天使のとき”を描いているときに、佐伯香也子さんと俳句集について、お話しておりましたので、思春期の頃やはり何度も読んだ L'Image (Jean de Berg)の耽美でディテールの可愛らしい小説も想い出したりしておりました。

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Author:satomik
桑原聖美 Satomi KUWAHARA
女神をテーマに日本画を描いています。
ホームページ http://satomi-kuwahara.com

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